犬のかわいい表情と、大切なことばが詰まった一冊です。
犬は周りのみんなから可愛がられるだけの存在ではありません。何の変哲もない日常をとても楽しみ、私たちに感謝や目標のある人生を歩むことが幸せだと思い出させてくれます。
「ほかのことはどうでもいいから、おなかをなでて。」
「わかっていないときは、わかったふりなんてしなくていい。」
「どんな小さな行動にも意味がある。そこに優しさがあるのなら。」
「世界を変えなくちゃいけない、なんて思わなくていい。ただ、自分のいるところを、ちょっと良くしようとしてみるんだ。」
「新たな目標を掲げたり、新たな夢を見たりするのに、歳をとり過ぎているなんてことはない。」
「からだは疲れているかもしれない。でもまだリスを追い回せるし、フェンスを飛び越えることもできる。夢のなかではね。」・・・
犬が教えてくれたほんとうに大切なこと。
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シンシア・L・コープランド ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014年11月
―喜びは、分かち合うためにある。―
しあわせは環境ではなく、どんなふうに過ごそうとしているかによって決まります。犬は、毎日の一瞬一瞬に、
今にも何か素敵なことが起こるんじゃないかと、わくわくしながら過ごしています。欠点には目をつぶり、いいことには大げさなほど喜ぶ。犬は日常のふつうの出来事にも熱狂できるんです。
「最高の出迎えをする。離れていたのが10分だろうと10か月だろうと。」
―愛は動詞。―
犬は私たちから愛を受け取るだけでなく、絶えず情熱的に愛情を表現してくれます。落ち込んでいるときには元気づけてくれるし、私たちが嬉しいときには一緒に喜んでくれる。犬は決して愛情を出し惜しみしないし、愛するに値しないと突然切り捨てるようなこともしません。どこまでも忠実で、深く果てしなく尽くし、無条件に愛してくれます。
「いちばん大切な人の近くにいなさい。」
―毎日が、最高の日。―
犬の人生はうらやましいほどシンプル。気になるにおいのところでうろうろしたり、新しい友だちに挨拶にいったり! 昨日の後悔もなければ、明日への不安もありません。犬の世界は私たちほどあわただしくないし、利益の勘定や愛の駆け引きもしません。
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