頂上決戦は4メーカーの容赦ない激突に突入。
入れ替わる勝者、戦いの行方は最後まで見えてこなかった。 昨年ダブルタイトル獲得のMスポーツフォードも絶対本命とは言えなかった。 ヒュンダイは悲願達成へ、怒濤のプッシュを見せた。復帰2年目のトヨタも 既にその戦闘力はライバルを凌駕する程に進化した。 史上初のモンテ5連覇を決めたオジェが序盤から強さを見せた。 しかしヌービルが勝利を重ね中盤戦のイタリア優勝で選手権トップを奪った。 2強と思われた争いに加わったのはタナック。 トヨタ移籍後の初優勝をアルゼンチンで決めると残り3戦で選手権2位に浮上してみせた。さらにWRCに戻ってきた帝王ローブがスペインで勝利、混戦はさらに拍車がかかった。迎えた最終戦オーストラリア、2つのタイトルを賭けた雌雄を決するバトルがここに繰り広げられた。 ドライバーズ王者は6年連続でオジェが獲得、マニファクチャラ―ズは古豪復活、トヨタが劇的な王者に輝いた。
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