巨大津波から児童を守った岩手県・釜石市の「いのちの防災教育」に学ぶ!
東日本大震災で巨大津波に襲われ、1,000人を超す人たちが命を落としたり行方がわからなくなるという甚大な被害を被った釜石市。その中で、“奇跡"と呼ばれる出来事がありました。
地震発生当時、184人の釜石小学校の児童は全員下校しており、家で過ごしたり、海のすぐ近くで遊んでいたりしました。
家で弟とゲームをしていた拓馬君、海岸で釣りをしていた6年生のグループ、ひとりで留守番をしていた大喜君…。
「子どもたちは助からないかもしれない。」そう覚悟したと先生たちは言います。しかし子どもたちは、経験したことのない大地震の直後、
日頃の防災授業や避難訓練を思い出し、大人顔負けの避難行動をとって自分たちの力で生き延びたのです。
子どもたちがどのように考え、判断し、行動したのかを振り返り、危機管理のモデルケースとしても各界から注目される「釜石の奇跡」を、ひも解きます。
・プロローグ
・大人顔負けの行動力~拓馬君の場合
・家族の命を救った説得~愛海ちゃんの場合~
・いのちを守る大事なこと1想定にとらわれるな
・自分で判断した子どもたち~6年生グループの場合~
・九死に一生を得た判断~長谷川兄弟の場合~
・いのちを守る大事なこと2最善をつくせ
・いのちを守る大事なこと3率先避難者たれ
・家族を信じて逃げる~長瀬親子の場合
・エピローグ
出演:片田敏孝(群馬大学教授/広域首都圏防災研究センター長)
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