ドキュメント 東日本大震災 救助の最前線で

未曾有の被害をもたらした東日本大震災。

かつて経験したことのない悲惨な現場に、各組織から救助チームが入った。
自ら被災しながら救助活動を行う消防本部、消防団、医師。そして全国各地からかけつけた緊急消防援助隊やDMAT、災害救助犬チーム。

彼等は被災地で、何を想い、どのような活動を行ってきたか?

Jレスキューが3号にわたって積み重ねてきた取材記事を再収録するほか、福島原発で不眠不休の放水活動にあたった東京消防庁第3消防方面本部ハイパーレスキュー隊の隊長が語る緊迫の活動現場ドキュメント(書き下ろし)を掲載。

じっくり読みたい保存版の1冊。



  • 原発放水、ヒーローたちの怖れと覚悟
  • すべてが流され消防庁舎も失った
  • 最前線で闘った消防団の苦悩
  • 想定外の連続の中で迫られた幹部の決断
  • 町民を救った攻めの避難誘導
  • 統括というミッション
  • 火災は異常な速さで燃え広がった
  • 総勢800名による大捜索
  • 救急隊、100隊体制で福島県に集結
  • 64名を救出したヘリコプター
  • 沿岸を徹夜で往復した救出ミッション
  • できることを精一杯やるしかなかった
  • “女房役”が語るもうひとつの現地活動
  • 「消防への信頼」を整備で支える
  • 被災地病院で災害と闘う医師
  • 発災当日に駆けつけた医療チームの4日間
  • 求められていたのは医療の長期支援だった
  • 日本で初めての公的災害救助犬活動

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 【芥川賞・直木賞 受賞作】