Motorsports
ドラマはグリッドの明暗だけでなかった雨のSUGO
決勝はまたしても不安定な天候に見舞われ、ダミーグリッド上で各チームはタイヤ選択に悩むことになった。小雨が止むと読んだポールのKEIHIN NSX-GTはスリックを、セカンドグリッドのRAYBRIG NSX-GTはレインをチョイスした。セーフティーカー先導でレースが始まると雨は本降りに……。狙いが的中したRAYBRIGのジェンソン・バトンがリードを築いていく。予選7番手からジャンプアップ、3番手につけたのはCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの平手晃平だった。
来年は規定変更に伴い車両が一新されるためGT500は現行規定の最終年。第1戦、第2戦のレコードタイム更新に象徴されるように、各陣営とも熟成されたマシンの完成度をさらに高めた。GT300ではアストンマーティン、マクラーレンといった世界の名車が増えただけでなく、タイヤ戦争もヒートアップ。さまざまな要素が交錯して世界一複雑で熱いモータースポーツ、SUPER GTはさらに進化した。
特典オンボード映像
KEIHIN NSX-GT×塚越広大(Q2)
NSXが得意とするSUGOで誰がポールを獲得するか、ある意味では決勝以上にプライドをかけた戦いがそこにある。Q2でついに1分10秒の壁を破ったのはKEIHIN NSX-GTの塚越広大。SPコーナーから最終コーナーの異次元のスピードを映像で確認する。
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