くぅとしの

「寄り添うだけで こんなに溢れる愛があるなんて。」

認知症の犬と介護猫の種を越えた愛の物語。
Instagramフォロワー数74,000人! 大人気アカウント「ひだまり日和」が書籍になりました。

柴犬のしのちゃんに認知症の兆候が現れはじめたところ、しのちゃんを大好きな猫のくぅちゃんは24時間体制で付きっきりお世話。よろけるしのちゃんを倒れないよう先回りして支えたり、顔が枕から落ちているときはそっと鼻で押し上げて直してあげます。
そんなふたりの様子を飼い主の晴さんがInstagramでUPすると、瞬く間に人気になりました。




出会いは一目惚れ
くぅとしのの出会いは2013年の夏。といっても、庭の犬小屋で暮らしていたしのは室内飼いの猫・くぅに気付かず、くぅの一方的な一目惚れから始まりました。
しのの認知症発症、そばに寄り添うくぅ
しのはせまい場所や家具のすき間に挟まるようになり、後ずさりもできなくなりました。認知症が進むにつれ歩行や食事など、変化が出てきたしの。でも、そばにはいつもくぅが寄り添っています。

時にはごはんドロボーも!?



おしり技で支える!介護の匠
しのの認知症と老化が進むにつれて介護の技も上達。寄りかかってくるしのを全身で支えながら歩いたり、止まって動けなくなったしのを、しっぽや頭で進行方向へ誘導したり。まるで人間さながらの手厚い介護でしのをサポート。
ふたりはラブラブ
くぅの愛情とぬくもりは、ちゃんとしのにも伝わっていました。くぅがそばにいると安心した表情になり、くぅが添い寝すると、ひとりの時よりも長くぐっすり眠ることができました。ふたりの間には、いつも穏やかでゆったりとした時間が流れていました。



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