日本最古の歌集『万葉集』は、日本人の言葉の故郷とも呼ぶべき古典である。青年折口信夫は、古代の万葉歌の魅力を近代人に知らしめるために、初めての口述による現代語訳に挑戦した。本書は、日本文学の至宝にふれるための最良の案内書である。中巻には巻第八から巻第十二までを収める。
日本最古の歌集『万葉集』。この古典文学を味わうために、二十九歳の青年折口信夫は、口述による現代語訳に挑戦、これを成し遂げた。本書は、刊行から百年を経た今日でもなお、日本文学の至宝を鑑賞するための最良の指標となっている。下巻には、巻第十三から巻第二十までを収める。
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口訳万葉集【折口信夫】折口信夫は、『万葉集』の全体を当時の読者にも親しんで読めるようにした。さらに口述による現代語訳で古代の人々の思いが篭った歌を直に味わうという、画期的な試みをおこなった。本書により『万葉集』は、広く国...
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萬葉集釋注 全10巻セット 【伊藤博】『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。 萬葉集釋注 全10巻セット posted with ヨメレバ 集英社 2012年02月 楽天ブックスで探...
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万葉集難訓歌 一三〇〇年の謎を解く【上野正彦】代表的な注釈書に、「訓義未詳」「後考を待つ」として放置されてきた歌がこんなにも存在した!万葉人の心情をすくい取り、難訓歌・誤訓歌を丁寧かつ大胆な視点で多角的に読み解く渾身の万葉集訓解書! 万葉集難訓...
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万葉集とは何か 永久の挽歌・そらみつ大和の国【小椋 一葉】古事記・日本書紀による歴史の隠蔽を告発するために編まれた歌集…それが万葉集だった!なぜ第一番歌だけが三百年前の雄略歌なのか。人麻呂はなぜ非業の死を遂げなければならなかったのか。家持はなぜ死後に身分を...
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万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 【著者/編集 角川書店, 谷口広樹】新元号「令和」決定! 「初春の令月にして、気淑風和ぐ」 新元号の出典「梅花の宴」序文を収録。 ふりがな付きですらすら読める。 新聞各紙、テレビ各局、メディア多数で紹介され大反響! 1300年目のベス...
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